幸せは枠の内なのか外なのかそれとも
赤ちゃんを連れている家族を見ると
幸せにあふれているようにみえる。
かつて自分の子供が赤ちゃんだった頃
とにかく必死だった。
なんでもそうだけど
外に出てしまうと今の自分が不幸せに映る。
それともあの枠の内にいて夢中だった頃は
本当は幸せだったのかもしれない。
それとも内からも外からも幸せとは
見えないものなのだろうか。
簡単には満足しない、という人間の
進化のための特性(遺伝子)が
その人間自体を苦しめる
ということになってしまっているのか。
事故や病など日常ではない経験から
日常のありがたみを感じるように
なるというがそれは
また別の概念ではないかと思う。
結局死ぬときに
「この人生も悪くなかったな」と
思うのだとしても
それが生きる動機には繋がらない。
今いかに
「自然に」幸せを感じられるかということ
それが最大のテーマなのだ。
本当の幸せは一体どこにあるのだろう。