弱気になるネガティブ感情が心の宝石だったらどうしますか? 【①TEDプレゼン前半内容】 全③回
【①TEDプレゼン前半内容】
傷つきやすい心、弱気になる心、めげそうになる心、こういった心の不安定な感情は
一般的に「弱い心」としてマイナスに捉えられていると思います。
強い心があればくよくよ悩んだりせずに生きていけると 。
私は感受性も強く典型的な弱気になりやすいタイプな為いつもこうした心の問題と
戦ってきました。
それが、先日とあるTEDのプレゼンテーションを見たことにより
大きく変わることとなります。
ネガティブ視していた脆く弱気になる感情が
「心にある宝石」
「人間を成長させる苦い薬」
(なのかも)という話をしたいと思います。
プレゼンターは Brene Brown(ブレネーブラウン)
タイトルは 「The power of vulnerability(弱気になる心のもつパワー)」
(※tedの翻訳では「傷つく心の力」と訳されています)
https://www.ted.com/talks/brene_brown_on_vulnerability
(後で調べて分かりましたが大変有名なプレゼンです^^)
スピーチはまず心の繋がりについてから始まります。
「私たちは生きていく上で心のつながりを無視して生きていくわけにはいかない。
これは必要不可欠なもの。でも心の繋がりを持とうとする人々がいる一方で
うまく繋がれずに孤立している人達もいる。。
うまく繋がりが持てない人たちの心の中にはshame(劣等感、気後れ、恥)という感情が隠れている。
誰もがみなこのshame(劣等感、気後れ、恥)という感情を持っている。
もしそういう感情にならないという人がいるとしたらそういう人達は他者への共感力が低かったり
人と繋がりが持てなかったりすると言える。
このshameは「自分は充分でない」と感じている事と強く関係していて
この感情のコア(核心)には「vulnerability(傷つきやすい心、弱気になる心、めげそうになる心)」がある。
心の繋がりを求める一方でうまく繋がれないのではないかという強い不安や恐れがあり
また、自分にはその価値がないという心理があり、
その心理を生むのがvulnerability(傷つきやすい心、弱気になる心、めげそうになる心)だという。
人との繋がりを持つためには「自分自身をさらけ出す、本当の意味でさらけ出す」ということが
必要になってくるのだがこれはそう簡単なことではない。
ブレネーはリサーチを進めるなかで、
このvulnerability(傷つきやすい心、弱気になる心、めげそうになる心)は
誰もが感じることであるにも関わらず A:これを受け入れ前向きに生きる人と
B:この感情をどうすべきか非常に困難を伴う人 とに分かれるということを発見する。
この違いは一体何なのか。
ここでの鍵がまた自己評価ということになる。
自分に価値を感じ強い愛と帰属意識のある人は、Aの受け入れて前に進む人達であり、
自分に価値があると思えない人はBの困難を感じる人なのだという。
②プレゼン後半内容に続きます。
※原文を一部抜粋し翻訳しています。
もし間違っているところがあった場合はご容赦ください。