人と話しても本当の意味での話した気にはなれない
たいていの人は表面的な会話を好む。
だれだれがどうした、なになにがあった、など。
自分の事についてはなんとなく話すが
なにをどう感じたかはあまり詳しく話さない。
私が知りたいのはどう感じたか今後どうしていきたいのか、
それにより他とどう関わりたいのか。
私はだいたいいつも不消化な状態だ。
目の前で繰り広げられる会話を前に
魂は幽体離脱状態
魂そこにあらず。
私が求めているのは対話であり
相手と自分の心の交換をすること
そこでの新たな発見を求めている。
皆本当の自分を隠して生きている。
本当の自分では勝負していない。
人生という土俵で裸に近い心で戦っている人間はごくわずか。
本来は年齢とともに心も成長し精神年齢も上がるはずなのに
そこでの比例関係はなく
結果自己への客観性や他者への共感性、想像性に乏しいため
なにを話しても発展性のない会話になってしまう。
それに対して
ど正直でださく一生懸命生きている私の話は
泥臭く生々しく映るのだろう。
「よくそんなに考えてるね」
と言われるのが一番辛い。
自分の一番の友達は自分自身だとは言うが
真の理解者が現れる日は来るのだろうか。